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日本酒雑学

日本酒知識「お銚子(おちょうし)」と「徳利(とっくり)」の違い

皆さんは日本酒を飲む時、どのような容器で注ぎますか?

瓶から直接という方もいらっしゃるかと思いますが、お銚子(おちょうし)や徳利(とっくり)という方もいらっしゃるかと思います?(特にお酒好きな方は使いますよね?)

どちらもお酒を入れる容器のことですが、この2つの違いを知っている方は少ないような気がします。今回はそんな「お銚子と徳利」についてご紹介していきます。

目次
1.お銚子とは
2.徳利とは
3.お銚子と徳利の違い
4.まとめ


1.お銚子とは

よく時代劇の飲み屋などで威勢良く「お銚子●本!」と注文しているお客さんっていますよね。
そうするとの口が凹んだ容器で日本酒が出てくる場面があると思います。
なんとなくどんな容器かはおぼろげだったりしますが、
お銚子も徳利も同じもような形だった気がしますが、
本来のお銚子の形状は全く違う形の容器なのです。

お銚子(おちょうし)

上の画像を見ていただければ分かると思いますが、お銚子とは長い柄(え)のついた容器で、
注ぎ口が1つの「片口」と呼ばれるものと、
両側2箇所に注ぎ口のある「両口」と呼ばれるもののの2種類が存在しまています。
一説によると安土桃山時代には蓋付きのものもあり、急須のような形状になっています。
恐らく想像されていた「徳利」とは違った形なのではないでしょうか。

2.徳利とは

これまでは、お銚子の説明(主に形)をしてきましたが、
一方の徳利(とっくり)とはどのようなものなのでしょうか。
まずは、お銚子と同様に形を見てみましょう。

徳利(とっくり)

現在でもよく見る形ですよね。

徳利はもともとは日本酒だけに関わらず、
調味料である醤油や酢などの貯蔵用としての役割を担っていました。
その為、容量も2升(3.6L)〜3升(5.4L)とかなり大きなものでした。
しかし、お酒を注ぐ用途としては小さいものが必要ということで、
江戸時代頃に1~2合程度の小さな徳利が普及しはじめ、
徳利から直接盃に注いで飲むようになったのと言われています。

言葉の由来は諸説あり、「とくり」という言葉から変化したということ以外はわかっていません。

3.お銚子と徳利の違い

ここまで、お銚子と徳利に関して説明してきました。
前述した通り、違いとしては正確には容器の形が違いとなります。
ただ用途としては、やはり違いがないというのが正直なところです。

4.まとめ

いかがだったでしょうか?
日本酒がお好きな方でも、意外に知らない人が多い
「お銚子」と「徳利」の違いを知ることによって、
日本酒に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

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